大好きだった先輩


彼女が言うには
美術室に迎うとき
同じクラスでお調子者で
バスケ部に所属している男子“小倉佑介”が自分の
先輩である潤先輩と
話をしていたらしい。


彼女は小倉のことが
好きで潤先輩よりも
小倉と話たくてさりげなく近づいて行ったらしい。


すると彼女らの存在に
気付いた小倉が彼女に

「次の授業なんだった?」

と切り出したのが
原因で潤先輩と小倉
そして彼女らの計5人で
会話をしていたらしい。


彼女は潤先輩のことに
あまり興味が無い
みたいだが他の2人は
違う。


きっとこの学年で
初めて潤先輩と話した
女子だ。

「くそっ!
」先を越されたイライラと
彼女らの笑顔に腹が立ち
持っていたシャーペンを
強く床に叩き突けた。


< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop