初恋*初彼



あたしは、
"限界"

に入っていた。






心も体も、
みんなみんな
限界だった。








あっくんは、必死にあたしを止め






"「頼むから
ドラッグやめてくれよ」"






と、泣きついてくる。




あたしには、それが時々

"お母さん"

を思い出して苦しかった。






あたしは、あっくんにも愛想つかされるだろうと思っていたのに
あっくんは、
今もあたしのそばにいる。



最近のあたしの精神状態が悪いため
あっくんもホストを辞めていつもあたしのそばにいてくれる…。







あたしは、いつの日か、あっくんを心のどこかで
気づかないうちに
好きになっていた。








そう気づいたとき
あたしは、またドラッグを辞めることができた。





あっくんと2人で
頑張ったよ…。









また辛かった。












でも、あっくんが居たからあたしは、またドラッグに勝てたんだよ??









ありがとう。


< 107 / 220 >

この作品をシェア

pagetop