姫様とウサ耳はえた金髪童顔


「よろしい。難しいことをつべこべ言っても仕方がないですね。ウサ耳が取れる、それだけを心に入れてついてきて下さい」


「姫が行くなら俺はどこまでもお供します!」




二人の信念が一つになり、固まった。


目標はただ一つ。
この可笑しな世界をぶち壊すことであり。



「にしても、クロスは可愛いですねぇ」


「なでなでせんで下さいっ」


二人揃って、物語の終焉にと向かった。


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