記憶の中の君[短]






ーーーーガラガラ




「健くん、ごめんなさいね。香織が....」


彼女の母親は涙を流しながら俺に言った。


「俺は大丈夫です。」


俺は泣かなかった。
香織が生きているという
事実はあったから...
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