7kiss 【短編集】
とりあえず駅に来たが、行き方がわからない。
仕方なく私はタクシー乗り場に向かった。
そして、いまの状況だ。
もう髪型なんて気にしてられない。
必死に走った。
頭の中は拓哉しかなかった。
やっと空港に着いた。
時計を見ると11時20分だった。
「間に合った…」
私は搭乗口は一ヶ所だけだと思っていた。
でも、会社や時間、便の番号行き先、種類が多すぎる。
だけどここまで来て、諦めたくはなかった。
私は片っ端から探した。
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