7kiss 【短編集】





「啓吾が好きだから」



は?



「「「えーっ?」」」



「いや、ばっ、そういう好きじゃねぇよ!」



今は友情を大事にしたいんだ、と将は言った。



「将くん…わかった。私、啓吾くんみたいになるから!」



「そういうわけじゃ…」



「おいおい将〜お前、俺のこと好きなの?」



俺はふざけて言ってみた。



「馬鹿!ちげぇよ!」



将はそう言って軽く殴ってきた。



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