彼氏なんていらない。

さっきよりも痛みが増してきた私は、


辛くてそんな声も耳に入らなかった。


「令」


『おはようごさいまーす』


ガタガタと雑音の入る中で、

周りの音が段々と遠退いていった。



< 18 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop