彼氏なんていらない。


俺は何も出来ずにただ、


見つめていた。


授業も耳に入らないくらい。



シャーペンをクルクルと回してみたり、


黒板の先生の汚い字を見つめてみたりしても、



あの時の彼女の横顔が頭から離れない。




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