彼氏なんていらない。

「全然聞こえなかったんだけど!!」


「ん。まぁ見るな」

「何で?」


龍は空とにらめっこして俺に視線を戻した。


「見たら…死ぬぞ」

し…死ぬ!!!!?


「えぇ!!?それ本気で?!」


俺はもう一度龍の腕を掴もうと手を伸ばした。




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