私が求めていたもの
キャアアアアアアアアア!!

叫んだ。



「おきて!!章吾!!しょうごーー!!お願いだから目を覚まして。」



お願いだから…………。



章吾だけは……。



章吾があたしの中学校生活を楽しくしてくれたんだ。



もし章吾に会ってなければ今の自分なんてないんだ。



だからアタシから章吾を失わせないで。



大切な人なんだ。



恋愛とかそんなんじゃなくて人生で出会ってよかった人なんだ。



だから……。

「しょうごぉ。。章吾ぉぉ。。しょうごぉぉぉぉ!!!!!」



想いきり彼の名前を呼ぶぐらいしかできなかった。
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