私が求めていたもの
悠樹と桃ちゃんが仲良く登校してた……。



そりゃそうだよねっ!!



恋人だもん!!



あたりまえなんだよ……。



「あ、亜里抄ぁ!!!」



桃ちゃんが気づいたみたい……。



やばっ



泣き顔見られる……



「どうしたんだよお前??」



案の定むかってくる足音。



優しくしないでよっ。。。



足音が大きくなってくる。



「ごっ……ごめん。。。」



それだけ言い残して走った。



涙を振りまきながら。
< 53 / 138 >

この作品をシェア

pagetop