私が求めていたもの
「亜里抄っ!!お前なにいってんだよ!!あ゛??自分でなに言ったかわかってんのかよ!!」

「正気だよ、嘘だと思うんだ。いいよ??今から一対一で対決してみようよ!!」

「なに言い出すんだよ!!亜里抄、仁は族長だぞ??」

「豪、大丈夫あたし普通にかつきあるし。」



おにーちゃんがヤル気なさそうだったからわざと挑発したアタシ。



「そこまで言うならやったるよ!!今から公園いくぞっ!!お前らよく見とけ!!」



仁はそういって一人で出て行った。



「今だったら後戻りできんだぞっ!!」



豪が後ろから叫ぶ。



「このままぢゃ本当に負けると思うから、やらせて。」



アタシはその言葉を残して公園へ向かった。



「あそこまでいうならこの俺がとことんつぶしてやるよ!!今は兄弟とかねーからな!!あそこまでいうなら俺をつぶしてみろ!!亜里抄!!」



「ごめんねアタシかつから。」



アタシはつぶやいて一歩前へでた。
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