☆★☆マイペース☆★☆
それは私が高校2年生のこと。
私は勉強は中の中、今振り返ると、
どちらかといったら、出来なかったのかもしれない。
私は、体育の時間はいつも廃校舎の図書館でサボる。
今日も嫌な時間がやってきた。
いつも図書館は静かで、落ち着いた雰囲気だった。
そんな図書館は私の一番の場所だった。
キーンコンカンコーン~♪
「はぁ~・・・」
ため息をついたその時!!
ガラッ!!!!
私はついに先生に見つかったと思って息を呑んだ。
「オイ!!お前、D組の美佐野 奏音だよなぁ~!!
いっつもココに行ってたんだな!!
ってことは体育嫌いか??
ごめん、ごめん俺はC組の七瀬 治也!!よろしく!!」
そう言って「七瀬」という奴は微笑んだ。
それが始めての出会いだった。