婚約者の秘密♪
私はその言葉の意味がわからなくてただ達也についていった。


後ろでは泉さんのクスクス笑う声が聞こえた。









部屋に入ると達也は私の手を離しベッドに座った。



今の状況に頭がついていけてない私。



「優羽、おいで」


達也が私のほうに手を伸ばした。


それに誘われるように近づいていくと腕を引っ張られて達也の膝の上に座らされた。



「ちょっ!達也//重いから降ろして/」



こんな格好、恥ずかしいよ//



「全然重くないからいいんだ。

はぁ~、落ち着く」



達也は私の腰に手を回して後ろから抱きしめた。



私の後ろでくつろいでいる達也を見ていたら少しムカついてきた。




「…達也なんかムカつく…」



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