婚約者の秘密♪
達也の不機嫌な声が聞こえて後ろから抱きしめらされた。



「別に口説いてないさ。息子の女の人を抱かないよ」



「当たり前だ!!手出したらぶっ殺すからな!」



「達也!そんなこと言っちゃ駄目でしょ」



いくら父親とはいえ、そんな言い方はダメ!



「なんだよ、お前。親父に手出されたいわけ?」



「そうは言ってない!」



達也は子供みたいになっている。


私達は睨み合った。




「まぁまぁ落ちついて。
せっかくなんだから楽しく会食しましょ」


紗幸さんが仲介に入ってくれて料理がでてきた。



緊張していた私を紗幸さんと智和さんは気づかってくれて嬉しかった。














「紗幸、達也、一旦席を外してくれ」




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