婚約者の秘密♪
そして私たちはあの時と同じ部屋に入った。
「用件は…あの時の話だね?」
智和さんの問いに私は頷いた。
「あの時って…?」
達也は話の意味がわかっていなくて私のほうを見た。
心の中じゃ怖くて震えてたけど勇気をだして話し出した。
「私は確かにずっと不安がありました。
達也は極道と会社の跡取り、それに対して私は一般人。
住む世界が違うんじゃないかって。
達也が私のことを思ってくれていることはわかってます。
それでも…気持ちだけがあっても駄目じゃないかって…
ずっと心の底では悩んでました」
「優羽…」
隣から達也の切なく呟く声が聞こえた。
「用件は…あの時の話だね?」
智和さんの問いに私は頷いた。
「あの時って…?」
達也は話の意味がわかっていなくて私のほうを見た。
心の中じゃ怖くて震えてたけど勇気をだして話し出した。
「私は確かにずっと不安がありました。
達也は極道と会社の跡取り、それに対して私は一般人。
住む世界が違うんじゃないかって。
達也が私のことを思ってくれていることはわかってます。
それでも…気持ちだけがあっても駄目じゃないかって…
ずっと心の底では悩んでました」
「優羽…」
隣から達也の切なく呟く声が聞こえた。