婚約者の秘密♪
すると後ろから嫌~な視線を感じて恐る恐る振り返ると
達也がこっちをむいて睨んでいた。



ヒィィ~~!!


こ…怖いよ…その目…ι



あまりの眼力に少し身が引けた。



なんで?!って思いながらHRが終わった。












帰り道、莉奈と別れて家に帰ろうとしたら目の前に達也が立っていた。



「達也!?どうしたの?」


達也に近づき顔を見ると学校のときよりも、もっと不機嫌になっていた。



「お前を待ってたんだ」


そう言って私の手を握った。



「だ、駄目だよ!こんな所で…誰かに見られたらどうするの?」



私が焦っているのとは裏腹に達也は



「見つかったら公表するだけだ」


と言って歩きだした。



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