婚約者の秘密♪
シュンとなっていると
手をつないでいない手で頭を撫でられた。



「別に気にしてねぇよ」


達也の手は優しくて暖かくて嬉しくなったので、つい笑ってしまった。



私、達也に愛されてる――



ひしひしとそれが伝わった。





でも次の瞬間、達也がニヤッと笑った。



「罰ゲームとして今日はヤろうな!」



「へ?何を?」


頭を傾げると



「マジでわかんないの?」


と笑いながら達也の口が耳元にきて


「俺の下で鳴かせるってこと♪」



囁かれた瞬間、また私は顔が真っ赤になった。



「なっ、何言ってんのよ!?//」



こんな道路の真ん中で…//



「さぁな!」


達也は少し楽しそう…


< 160 / 284 >

この作品をシェア

pagetop