婚約者の秘密♪
「達也がそこまで思ってるなんてわかんなかったよ!

でも…じゃあ達也は私の気持ちをわかってくれてたの?!」


私も周りを気にせず叫んだ。



「私だっていつも不安だった。毎日、女の子達が近づいてきて放課後も一緒にいて‥私達は一緒にいちゃいけないのはわかってる!

でもっ!私でいいのかなっていつも不安だった。
達也に他の女の子達がくっついている姿なんで見たくなかったよ!

それでも…達也は私を好きって言ってくれるから…いつも笑って我慢してた」



言っていると涙が頬を流れてきた。



いつも…苦しくて、つらかった。



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