婚約者の秘密♪
その日の夜も達也はパソコンと向き合ったままで、ほとんど話さず私は1人で眠った。








―――――――――――…
――――――――――……


「ねぇ、莉奈。」



「ん?どうしたの?優羽」



私は耐えられなくなって莉奈に達也の最近のことを相談してみた。(もちろん達也だということは伏せて)




「……というわけなの。どう思う?」



莉奈は少し難しい顔をしながら聞いてくれた。



「優羽…それって浮気じゃないの?」


莉奈が真剣な声で言った。



「やっぱり…そうなのかな」



正直、心の中ではそうなのかなって思ってた。


だけど、そうだと思いたくなくて頭の中で否定してきた。


でも普通に考えたらそうだよね…


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