婚約者の秘密♪
頭の中は真っ白になって何も考えられない。



だって…そこには・・・













「たつ・・や?」




店の中から出てきたのは達也と店の店員さんらしき女の人だった。



見間違いとかじゃない。



あれは間違いなく達也だった。



達也は制服姿のままで何か楽しそうに話している。




なんでここにいるの…?




すると女性店員さんが達也の手を握って達也を見つめた。



私はそれ以上見るに耐えれなくて足早に家に向かった。



「優羽?」



後ろから達也がそう呟いたことには気づかずに。




どうして…?達也…




達也にはジュエリーショップに行く用事はない。



< 248 / 284 >

この作品をシェア

pagetop