婚約者の秘密♪
【第2章】運命の歯車と運命の人
そうして、うだうだ過ごしていると日曜日になってしまった。






でも、私はすっかり忘れていてベッドの中で眠っていた。



すると突然、お母さんが部屋に入ってきた。



「優羽!いつまで寝ているの!?早く起きなさい!」



「う~ん……なに?…今日は休みなんだから、ゆっくり寝かせてよ」


私は半分寝ぼけながら寝返りをうった。



「なに言ってるの!?今日は婚約した相手と会う日よ!」



“ガバッ”



そう言われて私は一気に目が覚めて起き上がった。



そうだ…

あの時に言われた最悪の日曜日になってしまったんだ。



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