婚約者の秘密♪
「あとは…いつまで俺のことを名字で呼ぶつもりだ?」
本条は私の目を見る。
その瞳に不思議とドキドキする。
「いつまでって…」
私は目線をずらす。
「俺はあの日から『優羽』って呼んでんのに、お前はずっと『本条』じゃん」
「名字じゃ嫌なの?」
「家でまで名字で呼ばれたくないんだよ」
最ものような理由を言われて否定出来ない。
「で…でも…」
男の人を名前呼びなんて、あんまりしないから緊張するんだよねι
私が黙って目を伏せてると本条が私の顎を持った。
目の前に本条の顔が広がる。
「優羽。名前で呼べ。
――呼ばないならキスするぞ」
「わっ…わかったよ――たっ、達也…」
本条は私の目を見る。
その瞳に不思議とドキドキする。
「いつまでって…」
私は目線をずらす。
「俺はあの日から『優羽』って呼んでんのに、お前はずっと『本条』じゃん」
「名字じゃ嫌なの?」
「家でまで名字で呼ばれたくないんだよ」
最ものような理由を言われて否定出来ない。
「で…でも…」
男の人を名前呼びなんて、あんまりしないから緊張するんだよねι
私が黙って目を伏せてると本条が私の顎を持った。
目の前に本条の顔が広がる。
「優羽。名前で呼べ。
――呼ばないならキスするぞ」
「わっ…わかったよ――たっ、達也…」