五月雨。
友達以上
「ねぇ〜かなちゃん」
なるくんが薄暗い暗闇の中で
私をジーットみてきた
「な、何?なるくん、見すぎ!」
必要以上にドキドキする…
「なんか、最近好い事あったのぉ?ウキウキしてない?」
「えっ?そう…?かわらないよー。バイトは楽しみだからテンション高いかも!」
「なんで?なんで?俺にあえるから〜?」
「うん。それもあるけど…。なんていうか…私ね…。」
最後までいい終わる前に
カラン
お客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませ!」
私達は通常の営業に戻っていた
私は…何を言いたかったんだろう…
なるくんに紀さんのこと
言おうとしてたんだぁ…
あぶない。あぶない。
なるくんは口が軽いから…
気を付けよぉ