涙の終わり
入学
初めて恋をしたのは高校1年生の春だった。

私の名前は矢吹藍(やぶきあい)。

今まで周りが恋愛する中で私は全く興味がなかった。

小学校はバレーボールグラブ。
中学校はバレーボール部に所属していた。

バレーボールが大好きだった。

だから恋愛なんて興味がなかった。

小学校の時と中学校の時告白は何回かされたが、バレーのことで頭がいっぱいでみんな振った。

でも高校生になったら大人というイメージがあり、バイトをしようと考えていた。

高校は地元から離れてる高校を選んだ。

地元からバスで40分くらいかかる高校で、制服はなかなか可愛かった。
あたしは春休みでたくさん勉強した。

化粧・オシャレ・ダイエットなど…

短期間で大変だったけど自分なりに頑張った。

4月★入学式。

あたしは化粧もばっちりして、髪はミルクティ-ブラウンに染めてりぼんのゴムでおだんごにした。

痩せて筋肉もとったからスタイルも良くなった。
朝は母親と一緒に式に出た。

昼からは自由に学校を周ってよかった。

母親は式が終わって帰った。

(さぁ…これからどうしようかなぁ…?)

そう思っていたら男の子に話かけられた。

「ねぇ。」

私がふりかえったら男の子は立っていた。
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