戦国爆走物語




「つまんねぇ。
楽だけどつまんねぇ。」

そう言って煌炎は立ち上がる


「貴様!!
座れ!!!」


「うるせーよ、おっさん。
楽だけどつまんねぇよ。
こんなつまんねぇ人間、この世に必要ねぇよなぁ?」


「無礼だぞ小僧!!
俺を誰だと心得ておる!!!」


役人が言うとブチブチと縄の切れる音がした


「おまえか…?
おまえは幕府にへらへら媚び売るただの豚に過ぎないんだよ。
ばーか。」


ブワッと馬車が炎上する


「おっおまえ…何をした!???
ひぃいっ!!
火がくるぅ!!!
消せっ消せええ!!!」


煌炎は慌てふためく役人の頭をガッシリ握る


「ひぃ!!!」


「よーく覚えとけ。
俺はこの腐った幕府を焼き切る煌炎様だ。
おまえの地位なんて関係ねぇ。
すぐに無くなるんだからな。」





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