王子様と禁断のキス
また涙が溢れてく…
ふと目の前に、まぶしい笑顔をした三村くんがいる。
まぁ、ただのポスターなんだけどね。
それにしても、本当にカッコいいな…
吸い込まれそう…。
あたしはそう思いながら、三村くんのポスターへ近づいてく。
これ以上近づけないって距離まできたあたしは
何故か目を閉じて
唇を三村くんの唇に…
…って、あたし何やってんの!?///
あたしは、はっとして目開いた。
唇と唇の距離は、わずか5センチ程になっていた。
…今本当何してたんだろ、あたし…。