ボランティア委員


「すいません先輩。ボランティア委員でもないのに……」

「別にいいってー、俺もヒマだったしさー」


隣に一緒に歩いている河原崎守(かわらざき まもる)先輩は、さわやかに笑いながらそう言った。

一学年上の河原崎先輩は、後輩に優しく、頼りにされ、しかもかっこいいと評判はいい。

私が一人で“見回り”をしていたら塾帰りだった先輩が気づかってくれたのだ。

私が女子テニス部、先輩が男子テニス部で、何回か会話したことはあった。

けれど、それほど親しいわけではない。


蓮華とラーメンを食べた後、ゲームセンターで遊び、その後蓮華とは別れた。

一度家に帰り、TVを見、ケータイをいじり、その後に駅前のここに来た。






< 6 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop