都会の魔女
日付も変わった深夜の12時すぎ。

ある救いを求める人間からのメールが届く。

それは東京郊外に住む
“和田さおり”
と言う女の子からのものだった。

そのメールはこんな書き出しで始まっていた。

「初めまして。
私には付き合っていた彼がいたのですが、
ある女のせいで彼が私のもとから去ってしまいました。・・・」
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