初恋タイムスリップ【完】
英理がやったって…

ちょっとまった。


英理はたしか3年になってから、高2の元バスケ部の先輩と付き合った。



が、




その男には本当は彼女がいて、英理は遊ばれていただけだった。



で、


ほら、

今あそこの窓際の席で、よだれを垂らして爆睡している男子、

池田くん(通称いけっち
男バスの部長)

が、



傷付いた英理をなぐさめ、それがきっかけで付き合うようになり

二人は20歳で結婚して、24歳の時点では、

英理は2児の母だ。





まさか、遊ばれていたって、やっちゃっていたとは、聞いてないぞ!



「英理は…」




う〜ん。。
なんて言ったらいいんだろう。


『遊ばれているからやめときな』


いやいや、この時点では、英理はこの男になんの疑問ももっていない。


じゃあ…どうする。




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