初恋タイムスリップ【完】
●現在へ【美音25歳】
朝、
目が
覚めた。
この服…
私は起き上がり部屋を見渡した。
昨日と何かが違う。
私は鏡を見た。
そこには
セミロングの髪にゆるくパ−マがかかった髪型の
25歳の私がいた。
これって夢だったのかな…?
本当に修正しに過去へ行ったのかな…?
あ、そうだ、修正しなかったことにしてもらったんだ。
あっ…!!
私はとんでもないことに気づいた。
私は階段を駆け降り、お父さんの部屋を開けた。
お父さんが仏壇に手を合わせていた。
お母さん…
「あぁ…美音。おはよう」
…お父さん泣いていたの…?
「おはよう。お父さん…大丈夫?」
お父さんは目を擦った。
「あぁ…あくびだ。
今日は誕生日だな。おめでとう」
「ありがとう…」
私はいつもと同じように、仕事に出かける準備を急いでした。
朝ご飯を食べているときに、ちょっと気になったことをお父さんに聞いてみた。
「ねぇ…お父さん。
私ってどこの病院で生まれたの?」
お父さんはご飯を飲み込んだ。
「ん?うまれたのは…
隣の市のF医科大学病院だよ」