初恋タイムスリップ【完】
午前中は幼稚園に入る前の子供たちにリトミックの授業。
午後は個人レッスンで4人を見た。
生徒たちも全く同じ。
何も…変わらない。
レッスンを終えて、また私はグランドピアノにカバーをかけていた。
「桜木先生、お疲れ様でした」
この彼氏がころころかわる後輩も同じ。
私は一人でビルを出て、一人で駅のバス停まで歩いた。
今日私、誕生日じゃん。
そう思って、バス停を離れて、駅ビルに入った。
自分にプレゼントを買おう。
ちょっと寂しいけど…
私はお店をぐるぐると回っていたら、アクセサリーのお店の前でふと立ち止まった。
成海くんからもらったリングのついたネックレスに、そっくりなものが売っていた。
私も未練たらしいな…
私はぎゅっと目を閉じて、また目を開け、
そのままその店を後にした。
午後は個人レッスンで4人を見た。
生徒たちも全く同じ。
何も…変わらない。
レッスンを終えて、また私はグランドピアノにカバーをかけていた。
「桜木先生、お疲れ様でした」
この彼氏がころころかわる後輩も同じ。
私は一人でビルを出て、一人で駅のバス停まで歩いた。
今日私、誕生日じゃん。
そう思って、バス停を離れて、駅ビルに入った。
自分にプレゼントを買おう。
ちょっと寂しいけど…
私はお店をぐるぐると回っていたら、アクセサリーのお店の前でふと立ち止まった。
成海くんからもらったリングのついたネックレスに、そっくりなものが売っていた。
私も未練たらしいな…
私はぎゅっと目を閉じて、また目を開け、
そのままその店を後にした。