初恋タイムスリップ【完】


「今日、仕事終わって新幹線に飛び乗ったんだよ。

また明日の夕方から仕事だから、

昼前には、東京に帰る。


俺、今東京で一人暮らししているんだ。



美音は?


ピアノの方に行ったのか?」



「うん。今、ピアノの先生しているよ」


「すごいな!

よかったよ…ピアノ続けていて」




その時、家の門が開いた。



「何してんだ、そんなところで、入りなさい」




お父さんが声をかけてきた。






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