初恋タイムスリップ【完】
しばらく畑の中を歩いてから、
細い川に掛かっている、小さな木製の橋を渡った。
私の家は、学校から歩いて20分ぐらいのところにある。
成海くんの家は、うちとは反対方向って、そこまでは知ってたけど、くわしく場所まではわからない。
ずいぶん遠回りなんじゃないかな
ずっと黙って歩いていた成海くんが口を開いた。
「ピアノ、頑張っているね。部活の休憩中とかに音が聞こえる」
「そう・・なんだ」
うぅ。。。。
なんかもっとかわいい答えかたが、できないものだろうか…
成海くんも、部活頑張っているよね・・とか、
あとは・・・
「桜木、彼氏とかいる?」
かっ彼氏?
「い・・・いない」
もう、カチンコチンだよ・・私。
ロボットみたいな話し方になってる。
はぁ・・・
でも、
なんでそんなこと…?
ちらっと横目で成海くんの顔を見ると、
成海くんは、真剣な顔をしていた。
細い川に掛かっている、小さな木製の橋を渡った。
私の家は、学校から歩いて20分ぐらいのところにある。
成海くんの家は、うちとは反対方向って、そこまでは知ってたけど、くわしく場所まではわからない。
ずいぶん遠回りなんじゃないかな
ずっと黙って歩いていた成海くんが口を開いた。
「ピアノ、頑張っているね。部活の休憩中とかに音が聞こえる」
「そう・・なんだ」
うぅ。。。。
なんかもっとかわいい答えかたが、できないものだろうか…
成海くんも、部活頑張っているよね・・とか、
あとは・・・
「桜木、彼氏とかいる?」
かっ彼氏?
「い・・・いない」
もう、カチンコチンだよ・・私。
ロボットみたいな話し方になってる。
はぁ・・・
でも、
なんでそんなこと…?
ちらっと横目で成海くんの顔を見ると、
成海くんは、真剣な顔をしていた。