初恋タイムスリップ【完】
私は母親から愛されてなかった。
中学に入ったぐらいから、お母さんは食事を作らなくなった。
常に食卓の椅子に座っているお母さん。
私は常に空腹状態で、給食だけで空腹を満たしていた。
でも、ある日突然、何を思いついたのか、お母さんは惣菜を大量に買いはじめた。
そして机いっぱいに並べて
「残さず食べるのよ」
不適な笑みを浮かべて私に言い放った。
私はそんな母親に恐怖を感じた。
私は母親に逆らえず
すべてを食べ、
そして
吐いた。
そのころの私には、逆らうことができなかった。
それからずっと
大量に食べさせるという行為を、
お母さんは笑いながら、
毎日続け始めた。