ドーンッッッ!!



流石の俺も、この後風呂にゆっくり浸かるなんて余裕は無く


ルナが何かを手に持って俺の所に走ってやってくるのではないかとびくびくしながら、着替えを済ませた。



「おい、風呂あいたぞ」


「あっ!はぁ~い!」


何処から出したのか、アヒルのおもちゃを着替えに忍ばせて楽しそうに駆けていく彼女を見送り

ルナが脅えるケータイを取り出し、画面を見る。



≪新着メール 1件≫


滅多に鳴らない俺の古いソレが、久しぶりにメールを受信してくれたせいで


俺の右親指は浮かれ気分でメールマークを押してしまった。




それが、いけなかった。




空澄かと思っていたのに。



でなければ、何かのスパムメールか。



それの方が何十倍もマシだったのにな、と 目に入って来た不気味な文章を見つめながら思ったのだった。








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mite iru

anata ha mite iru

yume wo

watasi no yume wo


tanosii?

soko ha kokochi ii?


kudasai


sono yume wo

kudasai kudasai


イranai nara


kudaサイ


クダsaイ



ソノ ユメ ヲ



クレナイ ノ ナラ ウバイニ イキ マス



シンアイ ナル アナタノ モトヘ]







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