ドーンッッッ!!
ガンマの民
「タイヨウ!!コレなんか、似合うと思いませんかッ!?
なんて言うか、胸の辺りがパッカーンと開いていて!見えそで見えない焦らし加減が特に!!」
「……ゴクリッ」
「……その反応は……見たいと思っていると受け取って良いの…?」
「きっとそうですよぅ!!じゃぁ、お会計へゴー!!」
………何故、俺がこんな所に…!!
見渡す限り一面、女物の洋服やバッグやハイヒールだらけ。
男の姿は俺と、嫌々付き添っているカップルの片割れぐらいで。
ウキウキとレジに並ぶ少女達を眺めながら早くしてくれと切に願う。
このいきさつを語るには、少しだけ時間を戻さねばならない。
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