ドーンッッッ!!
剥ぎ取った布から覗いたのは、綺麗な顔をした美少女でした。
「………アイユ・ホープリ…。宜しく…」
「なん……という…!!」
思わず口に手を当ててしまった。
透き通ったグレーの瞳に、これまたグレーの 胸元まである柔らかそうな髪。
なんかもう、全部が透き通りそうで!!しかも最近流行の無口キャラと来た!!
こりゃあもう美少女好きには堪らんぜ!!
…とまぁ、こんな感じでハァハァしてたら益々ハァハァする事になる…というか
もっと俺を困惑させてくれる一言を発してくれた。
「……ここに住むから……」
ん? ここって……何処ですか???
「うきゃーーーいっ!!アイユちゃんなら大歓迎ですーー!!
タイヨウの事は気にせず、私達力を合わせて暮らしていきましょうねッ!!」
貴様が偉そうに言う事ではない。
「…部屋…もいっこ…」
「あ、はいっ。じゃぁ、私の部屋から通じるようにしてきます!!」
るんたるんた とスキップしつつ部屋に籠もる問題児。
もうコレは断る雰囲気でも無いよな…。
「あの…さ。俺の事は気にせず、アイツみたいに自由に暮らしてくれて構わな…」
一応の気を使って言ってみたのですが…
彼女はもう、冬のタナソの2枚目をプレイヤーにつっこんでいた。
しかも俺が買って来たジュースと菓子を喰らいながら。