短編集 cafe an
「谷原さんがいつも
キラキラ輝いているのは

恋人の優しい甘さが
あったからではないでしょうか?


そして

また彼も

そんな谷原さんだから
一緒になろうと
思われたのではないですか?


……


出すぎたことを言いました。

お二人は
カプチーノとは違いますよね。

ただいま新しいモノを
おつくりいたします。」


そう言って
カップを下げ
カウンターに戻った
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