わたしと天使と彼
「おもったあんた顔ちがうのにどう行動するつもり」
「大丈夫わたしの顔=ゆみ本人で結びつくように魔法かかってるから」
・・・つごうのいい魔法だ
「わたしの都合のよくなる魔法は」
「なにそれ?これしか使えないよ」
「これしかないの」
ちょっと少女コミックのような魔法を期待したわたしがバカだった
しかし校門にくるころの彼女の力を思い知る
ひとごとでいうとゆみは目立つ
ものすごい視線とくに男子
階段の鏡にうつるゆみは
CMのようなかがやく髪
みてるとバラをイメージさせる唇
そしてダイヤモンドのような魅力をもつ瞳
忘れられい美しさだった
あいからわずため息が出る
だってこんなやつ学校にきたら
ぜったいなにかがおこる