わたしと天使と彼
不安がのこるまま ゆみは教室に入る
「どうしたの」
まっさきに声をかけたのはあさみだった
「どうしたってなにかあったけ?」
「うまくいえないけどみゆだよね」
さすがするどい親友
「みゆだけど」
「・・・・かわいくなったね」
あさみがほめた わたしのときないのに
そのあとはたいへんだった女子たちに
「どうしたらきゅうに美人になった」と質問づめ
男子なんてゆみと話そうとけんかする始末
今日はじめて会話した奴もたくさんいた
そんな会話をうまくゆみはうまく会話していた
しかし独り除いて そう武井だ
「武井 すまない俺も
みゆかわいいよさんざん馬鹿にしてすまなかった」
がしかし以外な返答を
「今日のみゆ興味もてないよ」
わたし本人でもいえるなんでわたしのほうを選ぶ