わたしと天使と彼


このときはまだ平凡な中学校の休み時間だった


「みゆ」

自分の名前が呼ばれたきがした

[なにそんな大声で急な用事あさみ」

「ただ話したかっただけ」

「大声で呼ぶな恥ずかしい」

「そんな話よりやっぱり武井のやつ
みゆのことすきだってうわさ仕入れたよ」

「いまさらそんな話しあきたよ」
「やっぱりつきあうの?」

「あんなバカ 大嫌い うわさ広めといてくれない」

「この話題おもしろすぎて様子見ってことで」
たまにかちんとくるがまあ
あさみいいところもあるよ


「あっ瀬戸君発見 みゆの本命じゃん
かわいそうにまたいつもの女3人でかためてるよ」

「さすがに無理ね」

「瀬戸君アタック失敗例なら1時間ほど情報あるよ」

「いいよみてるだけで」

見てるのがわたしの恋



でも



そのあと罪悪感ですごした


 

・・・・・・わたしなんで彼に恋したんだろう




< 2 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop