わたしと天使と彼

目を覚めたころには晴れていた


「晴れたね」


「ああ さあ起きて」



「うん」


当たり前の会話でもわたしが遠く感じた



すぐに夕焼けに切り替わり



彼女はただ言った



「わたしはゆみ今度会うときそういって」



そして彼女は去った

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