友情☆ロマン
「どこかな?」
私は教室を探した。
「あ、あった、あった。」
そこは2-2の教室の看板。

ガラっ!
教室の扉を開けた。
「・・・。」
え?何?みんなの視線が冷たい・・・。

「おい。」
と、クラスの男子に声をかけられた。
「おまえ、櫻木をいじめたんだって?」
私の心が重くなった。私は、
「え?」としか答えられなかった。

なんのこと?
私が美春になにしたっていうの?
・・・。???

「おい、なんとか言えよ。」

怖・・・い、あ・・・れ?

目が回る?

クラっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・。ここは?
夢の中??
なんだか夢見ごごちでいると、ふと、頭によぎった。
美春には、実はあたししか知らない裏がある事。
その裏は、とてつもなく残酷な酷い現実。

それは、今から3年ぐらい前の夏の事・・・。
私は、小学4年生だった。もちろん美春も。
私はいつもの様に学校へ向かう。

その時だった。
私は頭の方に痛みを感じた。
上を、見た。
それは、石のようなガラスだった。
そして、もっていたのは・・・。

美春である。


あの時の記憶はあまり無い。

でも、あの時の事は一生の記憶に残るだろう・・・、
もし、もっと美春が強く叩けば私は死んだのだろうから・・・。


でも、私、なんかした?
確かにその時とかに、美春の片思いの子を好きになった事とかある。そして、その子と付き合った事もある・・・。
そして、美春の友達と仲良くなって美春をおいてその子と仲良くなった事もしばしあったりはした。


でも、
そんなこと、されるまでの事なの?
私は、わからないまま、暗闇へと向かった。

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