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ホラー・オカルト小説一覧
呪いの家
13ページ
呪いの家
翌日も雨は降り続いていた。
空は薄暗い雲で厚く覆われていて時々雷が光る。
そんな中、父は不動産屋へと向かっていった。
「孝子、ちょっとお砂糖が無いから買いに行くけど一人で大丈夫?」
「うん、平気。行ってらっしゃい。」
昨晩の事もあってか母は心配そうに家を出た。
母には強がって大丈夫だと言ったが実際は怖い。
まるで誰かに見られている気がする。
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