呪いの家

やっぱり怖いので小学校の頃からずっと仲のいい友達に電話をして気を紛らわすことにした。






それから30分程電話をしているが母も父も未だに帰ってこない。





「うん。それで?」





時計をちらちらと見ながら話をする。






するとさっきまでなんとも無かった電話が急にプツプツといい話し声が切れ切れになり遂にプープーと言う無機質な機械音に変わってしまった。






「何?」






怖くなり辺りをキョロキョロ見回すが何の変哲もないいつもの自分の部屋だ。














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