呪いの家

ピンポン、ピンポン




不意に家のチャイムが鳴り響く。





思わず肩をビクッと強張る。





そっとベッドから降り玄関に向かう。





チャイムの音は2回鳴っただけで止んでいた。




そっと覗き穴に顔を寄せ外を見る。





けれど外には誰も居ない。





「イタズラ・・・?」






自分にそう言い聞かせ覗き穴から顔を離してホッと息をつく。











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