人差し指を唇にあてて…

Secret3



この日から私の生活は変わった。


瞬と茜は私の隣に常にいるし、茜に関してはトイレまでついてくるようになった。
家に帰れば茜はいなくても、瞬がいるし、あ、でもいたらダメというわけではないんだけど私だって一人になりたい時はある。

そして毎日流れいく時間の中で前と変わったことは完全にこの学校で有名人になっていたこと。
私が通ればたとえ静かな廊下でも野次馬ちゃん達が現れ、騒ぎだす。

そんな生活に慣れたというか無理矢理慣れさせた私の身体は身体的にも精神的にも疲れていた。


瞬が転校してきた事により、私の生活は大きく変わった。


あ。

そういえば。

そもそも瞬はなんでわざわざ転校してきたんだろう…?


瞬はこの家に住んでる人の中で一番仲が良くて信頼していると私は思ってる。

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