Curvilinear.8
※『意外と恥ずかしいんやで』※
5時限目は国語…
授業中不意に後ろの席の慶太郎がツンツンとペンで俺の背中を刺してきた
「見てたぜ~草沼~…」
「何を?」
「しらばっくれんなよ~…女の子おんぶしちゃって…」
「見てたのかよ…しょうがねぇだろ?いきなり倒れそうになったんだから…」
「間違いなく『フラグ』…立ったんじゃね?」
「馬っ鹿…んな訳あるかよ」
「でもちったぁ期待…してんだろ?」
「うっ…まぁな…っとやべ…先生こっち見たぜ」
「まぁゆぅ~くり放課後話しようや…」
「ふん…」
っと会話をうまく切り上げて先生には怒られずには済んだが5時限目が終わるやいなやクラスメートらがごちゃっと集まってきた…
「なになに草沼君女の子助けたんだって?」
「意外よね~っでその子どうなったの?」
っと尋問みたいに聞かれまくった…
「なんもねぇよ…名前も聞かなかったし…」
「ダメダメじゃん」
「うっせぇ…」
なんの進展がないのを察したクラスメート達は蜘蛛の子散らすかのようにあっさり去っていった…
「なにを聞きたかったんだよここのクラスメート達らは…」
「気になるんじゃねぇのか?お前が珍しく人助けするからさ」
「そんなに俺が人助けすると珍しいのか?」
「じゃねぇの?」
「心外にも程があるぜ…はぁ…」
「んで…助けた女の子の様子見に行かないのか草沼?」
「行ったら余計あの子に心配かけるだろ?だから行かねー…」
「そうか?」
「それに居なかったら俺恥ずかしいだろ?まるでコビてるようでさ?」
「確かにな…まぁそこいらはお前の好きにやればいいさ」
「言われなくてもだ友也…」
っとは言え多少は気になっていた…
5時限目は国語…
授業中不意に後ろの席の慶太郎がツンツンとペンで俺の背中を刺してきた
「見てたぜ~草沼~…」
「何を?」
「しらばっくれんなよ~…女の子おんぶしちゃって…」
「見てたのかよ…しょうがねぇだろ?いきなり倒れそうになったんだから…」
「間違いなく『フラグ』…立ったんじゃね?」
「馬っ鹿…んな訳あるかよ」
「でもちったぁ期待…してんだろ?」
「うっ…まぁな…っとやべ…先生こっち見たぜ」
「まぁゆぅ~くり放課後話しようや…」
「ふん…」
っと会話をうまく切り上げて先生には怒られずには済んだが5時限目が終わるやいなやクラスメートらがごちゃっと集まってきた…
「なになに草沼君女の子助けたんだって?」
「意外よね~っでその子どうなったの?」
っと尋問みたいに聞かれまくった…
「なんもねぇよ…名前も聞かなかったし…」
「ダメダメじゃん」
「うっせぇ…」
なんの進展がないのを察したクラスメート達は蜘蛛の子散らすかのようにあっさり去っていった…
「なにを聞きたかったんだよここのクラスメート達らは…」
「気になるんじゃねぇのか?お前が珍しく人助けするからさ」
「そんなに俺が人助けすると珍しいのか?」
「じゃねぇの?」
「心外にも程があるぜ…はぁ…」
「んで…助けた女の子の様子見に行かないのか草沼?」
「行ったら余計あの子に心配かけるだろ?だから行かねー…」
「そうか?」
「それに居なかったら俺恥ずかしいだろ?まるでコビてるようでさ?」
「確かにな…まぁそこいらはお前の好きにやればいいさ」
「言われなくてもだ友也…」
っとは言え多少は気になっていた…