Curvilinear.8
※『期待してみるもんだ』※
放課後…今日に限って俺達4人はバラバラに帰る事になってしまった…上履きをげた箱に置き外履きに換えて家に帰ってエロゲーでも…っと考えた瞬間…グイッと袖を引っ張られた…
「うわっ!?」
っとびっくりした俺は引っ張られた方を見た…するとそこには…あの『飛田壬』ちゃんの連れ…っと言うべきかまぁ…友達と言うべきか…俺を屋上へ案内してくれた女の子が俺の袖を引っ張っていた…
「えっと…君は…」
「岩島……『岩島 さつき』と…言います…」
「そ……そんで…何?」
なんだか睨んでいるかの様に俺を見ている…
「あ…あの~…」
「……偶然」
「へ?」
「…偶然だから……一緒に……3人で…」
「は!?ど…どどど…どういう…」
っと俺が喋ろうとした時…後ろから飛田壬ちゃんがやってきた
「ごめんなさい岩島さん!!遅くなっちゃって…ってあれ?草沼先輩?」
「よっ」
「ひょっとして草沼先輩も私の事待ってたんですか?」
「成り行き」
「そ…そうですよね…あ…あはは」
飛田壬ちゃんが残念そうな顔で無理やり笑って見せた…
ブスッ
「あいてっ!?」
岩島さんが俺の腕にシャーペンを軽く刺した…どうやら『少しは気を使え』っと言ってるっぽかった…
「う…嘘嘘嘘っ!!偶然さ岩島さんと会ったから一緒に帰ろうかぁ~って誘ってたんだよ!!」
「…ナンパですか?」
「違う違う違うぅ~っ!!3人でって意味だって!!」
「くすくす…冗談です草沼先輩」
「…むぅ…」
「一緒に帰りましょう!!岩島さん!!草沼先輩!!」
っと…内心期待していた俺にとって嬉しかった出来事だった…
そして昇降口から出ようとした瞬間…
ゴケッ!!
「がっ!!」
俺は転けた…
「だっ大丈夫ですか草沼先輩!!」
「いてて…なんだぁ~?」
突っかかる所のない下を見て俺は立ち上がった…
「足でも引っ掛けたのかな俺?」
飛田壬ちゃんは心配な顔で俺を見ていた…
「大丈夫…心配しないで飛田壬ちゃん」
「は…はい…」
しかし足が引っ掛かったにしてはおかしかった…まるでそこに段差がある様に突っかかった感触があった…
俺は不思議に思いながら学校を後にした…
放課後…今日に限って俺達4人はバラバラに帰る事になってしまった…上履きをげた箱に置き外履きに換えて家に帰ってエロゲーでも…っと考えた瞬間…グイッと袖を引っ張られた…
「うわっ!?」
っとびっくりした俺は引っ張られた方を見た…するとそこには…あの『飛田壬』ちゃんの連れ…っと言うべきかまぁ…友達と言うべきか…俺を屋上へ案内してくれた女の子が俺の袖を引っ張っていた…
「えっと…君は…」
「岩島……『岩島 さつき』と…言います…」
「そ……そんで…何?」
なんだか睨んでいるかの様に俺を見ている…
「あ…あの~…」
「……偶然」
「へ?」
「…偶然だから……一緒に……3人で…」
「は!?ど…どどど…どういう…」
っと俺が喋ろうとした時…後ろから飛田壬ちゃんがやってきた
「ごめんなさい岩島さん!!遅くなっちゃって…ってあれ?草沼先輩?」
「よっ」
「ひょっとして草沼先輩も私の事待ってたんですか?」
「成り行き」
「そ…そうですよね…あ…あはは」
飛田壬ちゃんが残念そうな顔で無理やり笑って見せた…
ブスッ
「あいてっ!?」
岩島さんが俺の腕にシャーペンを軽く刺した…どうやら『少しは気を使え』っと言ってるっぽかった…
「う…嘘嘘嘘っ!!偶然さ岩島さんと会ったから一緒に帰ろうかぁ~って誘ってたんだよ!!」
「…ナンパですか?」
「違う違う違うぅ~っ!!3人でって意味だって!!」
「くすくす…冗談です草沼先輩」
「…むぅ…」
「一緒に帰りましょう!!岩島さん!!草沼先輩!!」
っと…内心期待していた俺にとって嬉しかった出来事だった…
そして昇降口から出ようとした瞬間…
ゴケッ!!
「がっ!!」
俺は転けた…
「だっ大丈夫ですか草沼先輩!!」
「いてて…なんだぁ~?」
突っかかる所のない下を見て俺は立ち上がった…
「足でも引っ掛けたのかな俺?」
飛田壬ちゃんは心配な顔で俺を見ていた…
「大丈夫…心配しないで飛田壬ちゃん」
「は…はい…」
しかし足が引っ掛かったにしてはおかしかった…まるでそこに段差がある様に突っかかった感触があった…
俺は不思議に思いながら学校を後にした…